2015-06-25 第189回国会 衆議院 農林水産委員会 第19号
その中で、サケ・マス流し網漁業にかわる漁法、流し網が禁止ということであれば、ほかの漁法がどういう可能性があるのか、また、最近の漁況を踏まえた将来の地域漁業の考え方、こういうことについて御意見をお聞きすることができたわけでございますが、関係者から具体的な御意見をさらにお伺いする必要がある、こういうふうに思っております。
その中で、サケ・マス流し網漁業にかわる漁法、流し網が禁止ということであれば、ほかの漁法がどういう可能性があるのか、また、最近の漁況を踏まえた将来の地域漁業の考え方、こういうことについて御意見をお聞きすることができたわけでございますが、関係者から具体的な御意見をさらにお伺いする必要がある、こういうふうに思っております。
特に、例年、気仙沼におきましては、今先生からお話ありましたとおりに、カツオの最漁期におきましては一日三百トンから五百トンくらいと、こういうことでございますけれども、今日の段階では百トンくらいというような漁況でございますので、そういうことを考えたときに、まず漁港の岸壁の本格的な復旧、それからやはり市場、そして製氷施設、そして冷凍の施設、あるいはまた加工施設等の本格復旧、こういうようなこと等々、また生き
〔委員長退席、理事田中直紀君着席〕 法案の内容に入ります前に、前提となります主な海洋資源の状況について、漁況についてお伺いをさしていただきます。 先ほど小斉平委員からもお話がありました国連の地球規模の生態系評価報告書によりますと、大西洋のニューファンドランド沖のタラ資源、このタラ資源が崩壊してしまいまして全く回復していないと、こういったような報告があります。
つまり、漁業の場合には、海の状況、海況でありますとか、漁況でありますとか、そういったことに影響されることが多いわけでありますので、しかも冷凍するということが可能でありますので、たくさんとれればこれを保管する、たくさんとれたものは保管する、そういう機能を持てなければ、需給状況によって価格は暴落していく。
水産物の場合には、魚種、漁法が多岐にわたっている、一経営体が多種多様な魚種を漁獲している、かつ当該魚種も経営体や年ごとによって変化する、海況や漁況、つまり自然要因によるところが非常に大きいというふうなことで、水産物の保管事業と共済事業ということを車の両輪にして経営の安定を図ろうという仕組みをとっているわけでございます。
具体的な指導事業の内容につきましては、一つには、資源管理のための漁獲の指導、それから二つには、乗船する際の救命具の着用及び海況、気象情報の提供等の安全指導、三つ目には、経理、税務等の経営指導、四つ目には、各地の漁況及び知識向上を図るための教育指導などが含まれておりまして、経営指導、技術講習、資源管理など組合員の漁業活動を支える多種多様な内容となっております。
例えば、エルニーニョ現象で水温が上がる、そうしたら魚の回遊がどうなる、どういう影響があるかとか、あるいは赤潮の発生、こういうことなども含めて漁況に与える影響というものを少しでも早く察知して予防、予報、そして被害を少なくする、こういう研究を早めるべきではないかと思いますが、いかがでしょうか。
○政府参考人(渡辺好明君) 漁況、海況をしっかりと調べて、できるならば正確な予測を出すというのは漁業者にとってみれば本当に福音であります。 私自身も思い出すんですが、昭和四十七、八年、一九七〇年代の初めからペルーの例のエルニーニョ現象でアンチョビがひところ一千万トン以上とれていたのが十万トン台に落ちたことがあります。
それで、先ほど言いましたように、沖縄では周辺の海況なり漁況というか魚の集まってくる場所というか、そういうものに余り恵まれないという意味においてそういう漁業の実績がなかった。そういうことがこういうことの一つの差になっている背景にある、そういうふうに私どもは承知をしております。
第一は、漁船の操業の状況、漁況及び海況を把握し、並びにこれらに関する情報を関係機関及び漁船に提供するための機能を有する電気通信システムであります。 第二は、地方公共団体に対してなされる申請、届け出その他の手続に係る事務を円滑に処理するための機能を有する電気通信システムであります。 その他、所要の規定の整備を行うこととしております。
委員御指摘のように、今回このシステムを開発いたしますのは、ばらばらに今まで存在しておりました情報を既存の伝達手段でやっておりますとなかなか立体的に見えてこない、こういうことで、立体的にもう少し全体情報がつかめるようにしよう、そんな意味から、漁船操業の効率化及び水産資源の適切な保存管理を実現するためには、漁況海況や海上の漁船の操業状況等を的確に把握することが必要でございまして、これらの情報を操業しておる
第一は、漁船の操業の状況、漁況及び海況を把握し、並びにこれらに関する情報を関係機関及び漁船に提供するための機能を有する電気通信システムであります。 第二は、地方公共団体に対してなされる申請、届け出その他の手続に係る事務を円滑に処理するための機能を有する電気通信システムであります。 そのほか、所要の規定の整備を行うことといたしております。
それから、漁況の予測ということでは、毎年毎年、水産研究所と都道府県の水産試験場が協力して、日本周辺全体の統一的な海洋観測と生物資源の分布状態、移動状態を共同して調べて、それを持ち寄って総合的に判断してその年の漁況の予測を発表する、そういう仕事もしておるわけですが、そうしたことをこれから先も進めていかなければならないという意味であります。
しかしながら、一般的には、道東沖ではマイワシは非常に不良でございましたが、隠岐島周辺のマイワシは非常に好漁場が長いこと形成されてきたというようなこと等々、沖合域や沿岸域におきまして従来とは異なる漁況が見られましたけれども、この原因がことしの夏の低水温、長雨のみによるものかどうかというのは一概には言えないのではないかというように考えておるところでございます。
電波利用については、無線局数は六十九万八千六百二十五局で、特に漁業での利用が多く、私どもの参りました油津漁業無線局においても、漁船の命綱として南太平洋などで操業中の漁船と漁況や海難に関する通信などを行っております。 また、桜島を初め九州管内には火山が多く存在しておりますが、それら火山の観測に関しても新たな電波技術やデータ伝送技術の開発、利用が期待されております。
水産業に係る情報システムの開発・整備につきましては、沿岸・沖合漁業等の漁況海況予報事業に助成いたしますとともに、短期的漁場形成に関する予測等を試験的に実施する漁況海況情報高度利用開発試験に助成いたしましたほか、人工衛星による利用システム実用化試験事業に助成いたしました。
水産業に関する情報システムの開発・整備につきましては、沿岸・沖合漁業等の漁況海況予報事業を実施いたしますとともに、短期的漁場形成に関する予測等を試験的に実施する漁況海況情報高度利用開発試験を実施いたしましたほか、人工衛星が自動観測し送信する海洋のデータを情報化し、これを漁業に活用するためのデータの収集・解析・提供に至る一連のシステムの実用化試験を実施いたしました。
更に、漁況海況予報事業を引き続き実施いたしました。 民間等の試験研究に対する助成につきましては、大学及び民間の試験研究機関の研究者を対象とした農林水産業特別試験研究(応用研究)並びに細胞融合技術の開発研究を実施いたしますとともに、農林水産技術の開発推進方向に関する調査研究及び技術に関する情報交流活動について助成いたしました。
○政府委員(田中宏尚君) 兼業と専業というふうな統計はもちろんあるわけでございますけれども、ただいまの議論に関連いたしまして一つ農業と非常に違っておりますのは、農業の場合には一定の農地でございますとか施設、こういうものがございまして、その規模というものが具体的、はっきりとしているわけでございますけれども、漁業の場合には、その年その年の漁況でございますとか、いろんなことに応じまして、個別の対応で変化というものが
それから、加入拡大と収支の問題でございますけれども、これは、ただいま先生からお話ありましたように、たまたまその年のいろいろな漁況なり価格の変動ということによりまして、母数が多いことがかえってマイナスを大きくするということになる年もあるいはあろうかと思いますけれども、長期的、全体的な立場に立ちますと、やはり分母、母数が大きいということが収支の改善に役立つことは確かでございまして、そういう長期的な視点に
海況や漁況の把握は現在では航空機による観測が既に実用化され、人工衛星の利用も現実のものとなりつつありまして、情報の整備、提供についても日本海洋データセンターとか、漁業情報サービスセンターなどが意欲的に活動を行って効果を上げております。しかし、精度の高い現場の情報を収集し、必要なものは解析して即刻利用者に提供するという技術面では、まだまだこれからやらないといけないことが少なくございません。
昨年クォータを達成しなかった業種はこの業種でございますが、ことしの漁況との関係で、ことしの一カ月おくれというものがどういう形に出るか、その結果を見てから実際にどういう措置をとるかということについては検討させていただきたいと思いますが、それまでに十分研究はいたしておきたいと思います。
サケ・マスの漁況というのは年によってかなり変わるところがありますので、基本的には本年の操業結果を見た上で検討させていただきたいと思います。御指摘の緊急融資等につきましては、この操業結果を見た上で十分に検討させていただくつもりでございます。